取り組み情報│支部│
2017年6月12日
第40次きょうされん国会請願行動の感想等
5月25日に行われた第40次きょうされん国会請願行動には大阪支部から27名が参加し、4班に分かれて地元選出の国会議員を訪問してきました。参加者からの感想(一部)・当日の様子等をお知らせします。
- 署名を集めている時は利用者の方と声を出し請願項目や身近な問題などを地域の方に訴えてきましたが、この声が国には実際どこまで届いているのかと思うことがありました。しかし今回、請願行動に初めて参加させて頂き、国会議員の方と直接お話をさせて頂く機会もあり身近に起こっている問題を自分の言葉で伝える事が出来ました。議員の方も親身に話を聞いて頂き同じように福祉のことを考えてくれている方もおられると実感することができました。来年以降も請願署名・行動を続けていき声に出して訴えることがとても大切だと感じることができました。
- 国会議員や秘書との面会では、日本共産党の議員は自分の事に様に熱心に聞いて頂き、私自身も涙が流れそうになりました。また請願署名をご覧になりながら「自分の選挙区が無い。」との理由で返されたグループもあったと聞き、議員の無関心さに残念な思いもしています。地元での街頭署名でも「障害のある人って年金ももらっているし裕福なんでしょ。」と言われたこともあります。今回の請願行動に参加して、大きな変化はすぐには期待できないでしょうが、継続して伝えて行く事がとても大切だと感じています。また機会があればぜひ参加したいですし、私の事業所の職員や関係者にもこの経験を伝えていきたいと思います。
- 今回、初めて参加しましたがきょうされんというものを、きちんと分かっていない私が行っていいのかと最初はすごく思っていました。国会請願と聞いて「国会議員の人が話を聞いてくれるのか、なかまや家族や私たち職員の思いが繋がっていくのか」と心で思っていました。なかなか、議員にも会えず秘書の方にはドアの前で門前払いをされて。これも一種の障がい者への差別になるんじゃないかなと思いました。差別はいけないとなっているのに、話も聞いてくれずで人って本当に冷たいなと痛感しました。そんな中、2人の方が話を聞いてくれました。私たち1人1人の思いに耳を傾けてくれて、その中で自分の思いを伝えてくれてとても嬉しかったです。障がい者への理解をもっと広めたい、もっと当たり前のことを当たり前に過ごしていってほしいと今回の国会請願で強く思いました。
- はじめて参加させていただきましたが、現実を実感しました。市民の代表の議員さんがあまり話をきいていただけないのは少しさみしいと感じました。やはり地域から国会へ運動を広める為に障害のある人たちがあたりまえに働けるように私たちの実践力を高め、仲間も色々な事が出来、働けることができるよ!と地域の方や企業の方に知っていただき、障害のある人たちへの理解を深められたらいいと感じました。